えまおのプロフィール

どうも、えまおです。
現在、大学病院で働く30代の泌尿器科医です。
一応、専門医資格は持っておりますが、医局ではまだまだ下っ端です。
もちろん、肩書などありません。(教授、准教授、講師、助教など)
ブログのタイトルにセミリタイアブログとありますが、まだまだリタイアなどできておらず、医局でしっかり働いております。
このブログは30代大学病院勤務医がセミリタイアを目指して、達成するまでの過程の記録です。
ただ、患者さんが病気がよくなって喜んでくれるのはとても嬉しいし、
医者の仕事にやりがいを感じているので、セミリタイアを達成しても医療には一生関わっていきたいと思ってます。
現在の業務内容
平日の勤務はどんな感じかと言いますと、、外来、研究、たまに手術をしております。
ここ最近の勤務時間は9時~18時くらいです。
えっ、医者のくせに全然働いてないの と思った方、、、
まぁ正解です!!
ここ数年は研究をメインに行い、外来と手術は週1~2回程度ですので、比較的時間を自由にスケジュールできております。
ただ、以前はバリバリ臨床業務(外来、病棟管理、手術)をしておりましたので、早朝から夜中まで働いてました。
さらに、夜中の呼び出し対応、寝られない当直をしておりました。
この時はさすがにストレスと過労で体重が大分減りました。
この時は身体もきつくて、自分の時間はも全くありませんでしたが、まだ若かったので体力と根性でなんとか乗り切ることができました。
泌尿器科は緊急での呼び出しが比較的少ない診療科なので、忙しい科でバリバリ働いている先生たち、コロナ診療の真っただ中にいる先生たちのことは、本当に尊敬しております。
今後、働き方が変わったときには、ブログにて報告したいと思います。
セミリタイアの目指した理由

セミリタイアを目指した主な理由
- 体力的、精神的にきつい
- 時間的余裕がない
- 教授、医局の方針
- 今後の年収低下
1.体力的、精神的にきつい
これが一番の理由ですね。
体力的、精神的なストレス>医者の仕事の満足度だと長くは続けられませんね。
自分より10年上の先輩医師たちをみていると、外来、病棟、手術、当直、バイトをヒイヒイ言いながらも働いております。
自分が10年後も同じように働いている姿を想像したら、ちょっとめまいがしてきます。
また、患者さんの命に関わる仕事なので大きな責任を伴い、診療科によっては医療訴訟のリスクが高いところもありますね。
2.時間的余裕がない
通常、勤務医は土日勤務や時間外の呼び出しがあります。
そのため、丸一日休みなんて月に1回あるかないか程度でした。
家族とゆっくり過ごしたり、趣味に時間を費やす時間はほとんどありませんでした。
3.教授、医局の方針
教授は大学病院の各診療科のトップに君臨しており、治療方針、医局の方針、医局の人事など、ありとあらゆることに対して決定権をもっております。
特に人事については、何らかのトラブルが起こることもあります。
12月~2月ごろに来年度の人事が発表されるのですが、皆ソワソワしております。
4.今後の年収低下
新型コロナウィルス流行で病院が潰れたとのニュースをよく耳にするようになりました。
しかし、それ以前から病院からの給与が下がっていることを実感しておりました。
大学病院の医者は大抵の場合、田舎の病院へ診療へ行きます。
なぜなら大学病院からの給料はめちゃくちゃ安いからです。
ちなみに私の場合は、月20~30万円程度ですね。
助教以上の役職でないと、ボーナスも退職金もありません。
ですので、比較的給与のいい田舎の病院へ出稼ぎに行ってます。
だいたい、毎週1回の外来で約10万円です。割といい金額だと思います。
主な収入源はここからの収入ですが、私の住む地域において、ここ数年は地方の病院の給料が下がっている印象です。
どこも病院経営が苦しく、人件費の削減、特に高給取りの医者の給与を減らしているのかもしれません。
さらに、今回の新型コロナウィルスの流行、医学部定員増加による医者の増加、日本の人口減少を考えると、医者の給料は今後減っていくのではないかと思ってます。
まとめ
30代大学病院勤務医
身体的、精神的健康を保ちながら、自由な時間を得たい。
勤務医として収入を得ながら、自分で稼げるようになってセミリタイアを目指す。
具体的にどのように稼いでいくのかは今後ブログで報告していきます。
おわり
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