


どうも、えまおです!!
医局に所属していると「医局なんか辞めてやる」と思ったことが、一度はありますよね?

何度辞めたくなったか覚えてないわ(笑)
今回はえまおの実体験から医局を辞めたくなった理由を紹介します。
さっそくみていきましょう。
時間的に余裕がない

そもそも「医局=大学病院」に勤務していると、時間がないことが多いです。
通常の臨床診療に加えて、研究・教育といった業務もあります。
医局のテーマに沿った研究をして、データをまとめる必要があるし、
助教以上になれば学生の講義や講義スライドづくりがあります。
ただでさえ外来や手術で忙しいのに加えて、研究・教育までやっていたら時間はいくらあっても足りません。
日常診療では大学病院特有の「正直なんで医者しないといけないの?」って感じの雑務もあります。
薬を薬局まで取りに行ったり、点滴を作ったり、処置の後片付けなどです。
精神的なゆとりがない

時間に追われていつも仕事をしていると、心のゆとりはなくなりますよね。
勤務中に不機嫌になったり、看護師への指示が雑になってしまうこともあります。
怒りのコントロールが上手くいかず、看護師を𠮟りつけたこともあります。

若いころは感情のコントロールが下手だったのもあります
精神的なストレスが強いと医療の質は落ちてしまいます。このような環境で働くことは自分自身にとっても患者さんにとってもよくないことです。
給与が低い

はっきりいって、大学病院の給与はかなり低いです。
患者さんの命を預かる業務をして、夜間当直をして、夜中の呼び出し対応もしているのに一般企業程度の給与と変わらないなんて、医者としてはやっていられないですよ。
訴訟になったり、体を壊すかもしれない長時間勤務をしているのに報われないので、モチベーションを保つのが難しいです。
手術が上手くいって患者さんに喜ばれるのはうれしいですが、それだけで十分だとは全然思えません。
いわゆる「やりがい搾取」になっていると思います。

どこかのブラック企業と同じだね
大学病院も働きに見合った報酬を提供しないと、働く人が減っていくでしょう。
出世に興味がない

大学教授になりたい!!関連病院の診療科部長になりたい!!という人は医局に所属するのがいいと思います。
えまおは出世には全く興味がありませんでした。
偉くなれば自分の好きなことに集中できたり、周りからの尊敬を集めることもできます。
えまおとしては、出世をしても責任だけ大きくなるだけで、あまり魅力を感じませんでした。
医局人事や職場環境への不満

全員が満足する人事はできません。
医局の誰かが割を食った人事になることもあります。
子供が生まれたばかりなのに単身赴任になったり、新築マンションを買ったのに転勤になった人もいました。
子育てやローン支払い、男女平等などは医局の人事にとってはどうでもいいのでしょう。
恐ろしいことに、このような個人的な事情は全く加味されずに人事が決まってしまうのです。
また男性と女性で職場環境が全く異なっておりました。
人気のない遠い勤務地は女性医師ではなく男性医師ばかりが赴任させられていました。
男性医師だけ当直やオンコールが多く、女性医師はなぜか免除されていました。

こんな女性優遇はたまらんわ
まとめ
えまおが医局を辞めたくなったワケを話しました。
この記事を読んでいる方にも心当たりがある理由だと思います。
えまおが医局を辞めた理由
・時間がない
・心のゆとりがない
・給与がない
・出世に興味なし
・医局人事や職場環境への不満
もちろん、医局に所属するメリットもあります。
私は医局のメリットより辞めたくなる理由のほうが強かったので転職しました。
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