どうも、えまおです!!
検診をうけるとほぼ全員が尿検査を実施するでしょう。
尿検査異常で最も多いのが、尿潜血陽性です。
検診で尿潜血異常を指摘されたら、まずは泌尿器科を受診しましょう。
自覚症状がないからと言って放置しておくと、手遅れになることもあります。

検尿異常は自覚症状ないから、放置する人が多いのよね。
先日、尿潜血陽性を無視し続けて、膀胱癌のステージ4になってから受診した人がいたので、この記事を書くことにしました。
今回の記事がおすすめな人
・検診で尿潜血指摘された人
・血尿が出たことある人
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尿潜血陽性とは
尿潜血反応は血尿のスクリーニング検査になります。

尿潜血は血尿を見つけるための簡易検査です。
そのため尿潜血陽性と血尿は厳密には異なります。
尿沈渣検査で尿中に赤血球(RBC)が認められたら、血尿と診断がつきます。

血尿は加齢で増加して、女性に多く認められます
尿潜血陽性だけど、血尿を認めない患者はたくさんいます。
しかし、たかが尿潜血陽性と放置しておくと、怖い病気を見逃してしまうので注意しましょう。



血尿で疑われる病気
血尿が認められた時に疑われる病気はたくさんあります。
悪性疾患
・尿路上皮癌(腎盂癌、尿管癌、膀胱癌)
・腎癌
・前立腺癌
良性疾患
・糸球体疾患(糸球体腎炎やIgA腎症など)
・膀胱炎
・尿路結石症
血尿で絶対に見逃してはいけないのが悪性疾患です。
泌尿器科を受診すると尿沈渣検査に加えて腹部超音波検査、尿細胞診検査、採血をします。
場合によっては膀胱鏡や造影CTでしっかり調べます。

膀胱鏡は胃カメラみたいに膀胱内を観察するカメラだよ。
特に尿路上皮癌は早期発見が大事なので、健診の尿検査と超音波検査は定期的に受けましょう
糸球体疾患については血尿だけでなく蛋白尿を伴うことがあります。
悪性疾患と泌尿器良性疾患(膀胱炎、尿路結石)が否定されており、血尿・蛋白尿が認められるときは糸球体疾患の専門家である腎臓内科へ紹介します。
まとめ
・尿潜血陽性は血尿の可能性がある
・血尿には怖い悪性疾患の可能性がある
・尿路上皮癌は早期発見が大事なので、検尿・超音波検査を定期的に受診すべき
おわり
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